2016年12月29日 14時01分

中古 バイク 査定 業者

買取したバイクを自社で販売
レッドバロン、SOX、京都のレオタニモト、その他、多くの店舗型の買取をやっている販売店は、固定費として家賃、人件費、税金などのその他諸経費、長期在庫車両のリスクなど、一歩間違えたら買取時に支払ったお金を回収出来ない状況に陥ります。

「買取したバイクを自社で販売するから高価買取」は一部の車両に限った事であって、何でもかんでも高価買取していたら、売れない不人気車両でお店は直ぐに埋まってしまいます。

そんな事、店長さんが許す訳有りませんし、直ぐに降格かクビになります。

バイク販売店が必要でない不人気の車種、車両は「最低買取相場」で買取して、近くのバイク屋さんに流すか、しばらくは展示して売れたらラッキーとなります。
半年一年動かない事も踏まえた買取価格設定も優秀な経営者なら考えて当然です。

確かに業者オークションを通さないで仕入れると、「消費税8％分利益」が上がります。
年間の買取台数が100台とすると、1台平均25万としても、8％は2万円、100台で200万円です。
この虎の子の200万円を崩してお客様に還元するでしょうか？

優秀な経営者であれば有るほど、25万円の平均買取価格を24万円に出来ないか、そういったトークを社内で考えさせるはずです。
「本来、買取相場では20万円ですが、今回サービスで23万円にしておきます」

これで2万円GET。

こういったトークは営業の常勝手段ですが、買取スタッフも「低い金額からスタートして諦めてくれる金額がどこか」を探りながら交渉して来ます。
ですので、自分のバイクの買取相場が幾らなのかは把握しておかないと、キレイに丸め込まれます。ご注意を。